あて?つまみ?肴?

2017.10.23

秋も深まってきて、日が暮れるのもすっかり早くなってきました。

夜が長くなる「秋の夜長」。
お酒やワインの消費量も夏に比べると、多くなってくるのは、
夜が長いからなのかもしれません。

もちろん、今からの季節は、お酒の「あて」や「つまみ」も、より美味しく感じる季節です。

ところで、「あて」「つまみ」「肴」
同じ意味として使われるこの3つの言葉の語源は、なんなんだろう??

ふと思ったので、ちょっと調べてみました。

「あて」というのは、どうやら近畿地方発祥の言葉で、
関東では、「あて」より「つまみ」の方がよく使われるようです。

「あて」の語源は「あてがう」から来ていると言われています。
つまり、お酒にあてがう食べ物、ということです。

「つまみ」は、そのままで、「つまんで食べる」とかそんな感じです。

「肴」は、

酒菜(さかな)
  ↓
肴(さかな)
  ↓
魚(さかな)

驚きなのは「魚」より「肴」の方が古いんです。
もともと「魚」は「うお」と読んでいたらしいのですが、酒のつまみとして魚(うお)料理が頻繁に
食されていたので、魚料理を「肴(さかな)」と呼ぶようになり、「魚」を「さかな」と
呼ぶようになったそうです。

では、どんな酒にどんな「あて」「つまみ」「肴」が合うのでしょうか?

よく言われているのは、

①同産地の組み合わせ
ex.その土地の特産物 と 地酒

②相反する味の組み合わせ
ex.塩気の強いものと甘みのあるお酒

③熟成の度合が揃った組み合わせ
ex.長期熟成のチーズとお酒

④酸味の度合が似ている組み合わせ
ex.酸味のあるチーズとお酒

⑤クセの度合いが似ている組み合わせ
ex.ウォッシュチーズとタンニンの強いワイン

などなど・・・

あげだすとキリがないのですが、
ペアリングやマリアージュの楽しいところは、
正解がないところです。
同じ食材でも、燻製するだけで合うお酒が変わったりしますしね。
ホントに色々です。

味覚の感じ方は、人それぞれの部分があるので、
私たちやお店が提案したお酒との相性を、ほろ酔いで
楽しく語る。

【酒の相性のあれこれを「つまみ」に酒を愉しむ】

というのも、「あて」「つまみ」「肴」の魅力です。

是非、今晩の晩酌も楽しんでください♪

あて、おつまみ、肴のご購入はこちら♪




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